【比企はるかさん インタビュー】
大学3年の夏休みに宮城復興支援センターが開催している「国際交流&イングリッシュキャンプ」に参加した比企はるかさん(以後ひっきー)にインタビューをしました。彼女はなぜそのボランティアに参加し、そこで何を感じ、何を学んだのか。貴重な体験談を語っていただきました。

◆「国際交流&イングリッシュキャンプ」とは…
宮城復興支援センターが「国際交流体験活動」を通して被災地域の子供の心のケアをするために行っている活動です。
この一泊二日のキャンプでは毎回小学生(被災地域の児童含む)100名を、留学生25~30名、海外留学経験者10名が引率し、異文化交流を通して多文化共生を推進しています。
(宮城復興支援センターホームページより)
◆ひっきーが参加しようと思ったきかっけとは・・・
ひっきーの祖父は福島県出身。そのため被災地域のために何かボランティアをしたいという想いが以前から強かったそうです。同時に、数あるボランティアの中でも自分の経験を活かせるボランティアに参加したいという想いもありました。託児場でのボランティア、1年間のイギリス留学。この2つの経験が活かせるため、”イングリッシュキャンプ”への参加を決意したという事です。
もちろん、参加動機は人それぞれですが、留学生の参加者には、日本に恩返しがしたいという人や、日本の教育現場・小学生のモチベーションに興味があるからという人がいたそうです。

◆キャンプの流れ
<1日目>
朝集合 → バス乗車・出発 → 宿泊施設到着 → 昼食 → 屋外アクティビティ → バーベキュー → キャンプファイヤー → 子どもたちは入浴・就寝 → ミーティング → 就寝
<2日目>
朝食 → ミーティング → 屋外アクティビティ → 屋内アクティビティ → 家族へのお土産作り → 昼食 → 帰宅準備・掃除 → バス乗車・出発 → 解散
◆このイングリッシュキャンプで大変だったこと、学んだこと・・・
ひっきーによると、イングリッシュキャンプといっても、子供たちは英語を話すのが恥ずかしがったり、難しかったりで日本語を話す子が多かったようです。その為、そういう子たちに英語を話すきっかけを作ってあげる重要性や、また、小学生に英語が伝わらなかった時に、伝わるように違う言い回しやジェスチャーで伝えることが難しかったようです。
そのような難しさを感じる一方で、小学生の友達づくりの速さに感動したとひっきーは言います。緊張のせいもあってか行きのバスでは静かだった子供達でしたが、スタッフ同士が打ち解けるのよりもずっと早く仲良くなっていてスタッフ一同驚いたようです。
◆実際に子供たちと接して感じたこととは…
このイングリッシュキャンプには親の意思では無く、自分の意思で来ている子供たちがほとんどで、その点にも驚いたとひっきーは語ります。「子供たちの中には、もっと異文化交流をしたいけれど機会がないと言っている子もいました。そんな子たちの英語に対する憧れを尊重することも今後このようなイベントに参加する時には大事だなと思いました。」そんなひっきーがこのキャンプで嬉しかったことは行きのバスでは子供たちが景色を見たときも日本語で「きれい」とかでしたが、帰りのバスの中では「Beautiful!!」と照れながらも反応していたことだと言います。子供たちの成長とこのキャンプの達成感を感じたひっきーでした。
◆ボランティアを通じて学んだ3つのこと
①英語を使うきっかけ作りの重要性
②子どもたちの英語に対する憧れを尊重することが大切
③子どもたちの仲間作りの速さは驚異的
このように、ボランティアを通してひっきーは多くの事を感じ、学びました。
彼女のように自分の経験を活かせるもの。はたまた、自分が今まで体験したことのない新しい分野のもの。内容や動機は人それぞれです。
あなたも何かボランティアに挑戦してみませんか?
PPT資料
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◆このボランティアに参加するには…
インターネット(http://www.ganbaro-miyagi.com/esc/)、または電話で申し込み
-国際交流として何を実践してきたか
-資格(英語検定、語学検定、救急処置の免許等)
-特技(子どもに教えることができるもの)
日程・場所・参加人数
◇一ヶ月に二回程度開催される(長期休暇の場合は一ヶ月に三、四回程度開催される)
◇選択できるボランティアのエリアは、宮城県・千葉県・関東
◇毎回約100名の小学生+25~30名の留学生+10人前後の日本人
(2013年には950名の小学生が参加。また、81ヵ国からの留学生が参加)
*仮設住宅入居児童・避難生活児童は各回5名まで無償招待

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