国際日本学実践科目C&D(岸担当)は2018年度をもって閉講とし、これらの活動をゼミで実施してくことになりました。ゼミで実施することでより長期的に継続した活動ができます。またゼミで取り組むことで実践に加えて理論を学びながら研究をすることで、ますます発展的な活動を期待できます。引き続き、国際日本学を実践しながら、新たな価値、アイデア、社会、未来を作っていきたいと思います。
ゼミのウェブサイトはこちら→http://m-kishi.com/seminar
国際日本学実践科目C&D(岸担当)は2018年度をもって閉講とし、これらの活動をゼミで実施してくことになりました。ゼミで実施することでより長期的に継続した活動ができます。またゼミで取り組むことで実践に加えて理論を学びながら研究をすることで、ますます発展的な活動を期待できます。引き続き、国際日本学を実践しながら、新たな価値、アイデア、社会、未来を作っていきたいと思います。
ゼミのウェブサイトはこちら→http://m-kishi.com/seminar
本実践科目での取り組みが明治大学で広報されました。
http://meijinow.jp/study/32846?fbclid=IwAR29X8iDlQxzZH0lI6XRUgM-UaUI4ejMYssWUr3kajiWVSsUHhFLqvjgQwE
それぞれのプロジェクトでVRコンテンツが完成しました!
これらのコンテンツを8月の国際日本学部のオープンキャンパスで体験いただけるようにワークショップを企画しました。
詳細はこちら
第一弾 http://www.meiji.ac.jp/nippon/6t5h7p00000s5cn8.html
第二弾 http://www.meiji.ac.jp/nippon/6t5h7p00000s5cz3.html
第三弾 http://www.meiji.ac.jp/nippon/6t5h7p00000s5gxf.html
第四弾 http://www.meiji.ac.jp/nippon/6t5h7p00000s5h5q.html
オープンキャンパス当日、定員以上に多くの人にご参加いただき無事にワークショップを終えることができました。みなさん、お疲れ様でした!
対話セッションを受けて、各WGはより具体的に活動を始めています。残り3回分でコンテンツを完成させますが、今後どうなっていくか楽しみです。今日は、特別支援学校の生徒と連携して制作するVRコンテンツのグループを紹介します。
第8回の実践科目では、前回の対話セッションのうち次の2点について共有しました。
(1)いかに学生主体のプロジェクトをマネージメントするのか
(2)私たち(学生)だからこそできるコンテンツとは
偶然に、昨日、受講生が「この企業がすごい!」といっていたシルバーウッドの下河原さんにお会いしました。
学生たちがシルバーウッドさんと出会ったのは以下のイベントだそうです。
ProにVRコンテンツの魅力を教えていただいたので、今後役立ちそうなのでシェア!
予測を超えて、驚きの連続となった中間報告会。
5つのワーキンググループ(Working Group:WG)がこの短い期間(2コマ分)で、それぞれVRコンテンツの具体的な計画や実際に制作したコンテンツを共有してくれました。すでにVRの動画の編集をしているグループもあり、驚きです。それぞれのグループの進捗状況(中間報告)を簡単に報告します。
第3回目の実践では、前回までに話し合った内容を、グループ単位で意見を出し合い、最終的に次の5つのプロジェクトを”暫定的”に立ち上げました。
プロジェクト1:当たり前を問い直すきっかけをつくるコンテンツ制作
例)貧困=経済的に苦しい、といったイメージがつきやすいけれど、実はそうじゃない。写真や映像では、コンテンツ製作者が「ある部分」をきりとって見せてきたので、私たちが知っているのは「その一部」。このプロジェクトでは、切り取られた1部を見せるのではなく、全体を見せることで、見る側が「貧困とは何か」「@@とは何か?」について考えるきっかけを提供するコンテンツをつくる。
プロジェクト2:普段の生活の”異化”
私たちの普段の生活ではあまり考えない「当たり前」を、虫の目になってみる、水の気持ちになってみる、@になってみることで、当たり前の世界を違った目線から表現するもの
プロジェクト3:文化、言語学習のための教材制作
英語教材、日本語教材、他の外国語教材、地域紹介、文化紹介など、肢体不自由の子どもたち、難民、貧困などある物理的空間からあまり自由にであるけない子どもたちに、バーチャルでリアリティのある世界をつくり、そこで言語を学んだり、語学を学んだりする機会を提供する。
プロジェクト4:人材育成、能力開発のための教材制作
自分の行動をメタ的に(客観的に)振り返りのはなかなか難しい。また、全体をみるのも難しい。360度カメラの機能をつかって、自分の行動を分析しながら、強みや弱点をみつけていく。たとえば、プレゼンの場面、共同の場面、料理の場面などを映し出し、どうすればよりよいプレゼンになるのか、どうすればよりよい共同の場面をつくりだせるのか、プロの料理人や職人さんはどのように”空間”を使っているのか、をみんなで”内省”する機会をつくる。
プロジェクト5:知らない世界を体験(異文化体験)
私たちの世界には、社会的、文化的、政治的、宗教的、ジェンダー的に立ち入れない場所がある。そこはどんな場所なのか。知らない世界を「知る」機会を提供するコンテンツを制作する。
これを具体化していく中で多少調整していくことになるかと思いますが、
こんなに魅了的なアイデアがたくさんでて楽しみです!
第2回目の実践科目では、RICOHのTHETA開発部署にいらっしゃる松谷さんのお話を聞きました。
どのような関心や問題意識をもってこの開発に取り組まれているのか
その思いを聞かせていただきました。
授業では、実際にVRコンテンツを体験するなどして、「おおお!」と驚きの声。
二次元ではなく360度カメラだからこそできることは何か、これについて今後考えていきます。
まずは、どういうことができそうかブレストしました。
そして、ブレストをもとに前提的なワーキンググループを作り、
それぞれのグループでそのアイデアを具体化していくことにしました。
2次元では、ある部分を「隠す」ということができますが、
360度カメラでは「隠す」ことができません。
全てを見せることによって、何が可能なのかについて考え、
その可能性を検討していくことになります。
VRは教育関係でも関心は高まっていますが、その具体的な活用方法については
まだまだ発達途上です。
この新しい技術をつかったコンテンツ開発での知見が未来の「何か」に
繋がっていくかも、と思うと楽しみです。