第4回目の授業では、グループ単位での活動を開始しました。
まずは、ICTを使った協働について、便利なツールを農上さんが紹介してくれました。具体的には、google driveの利用の仕方と機能(チャット機能など)を紹介してくれました。今後、授業外でウェブを通してコラボすることが多いので、こういった便利な機能をどんどん使ってもらえればと思います。また、今後映像や写真のデータも増えてくるので、dropboxやクラウドの利用も不可欠です。活動を通して必要なものが何かに気付き、それを自分たちで発見し、使っていくプロセスをしっかり支援していきたいと思います。
次に、作品を創るための土台として、絵コンテについて話し合いました。実際に映像はどう創られているのか、どれくらいの時間の撮影が必要かについて話し合いました。具体的には、サントリーボスのpapperが登場すCMをyoutubeで2本みて、30秒の映像にカットがいくつあったのか、どういうカットの組み合わせになっているのかについて分析しました。小野田くんがファシリテータになってみんなの意見をとりまとめ、映像撮影および編集の際の注意点についてクラスで共有しました。その内容については、農上さんが下記のとおり議事録としてまとめてくれたので、今後の参考になればと思います。
その後、グループごとにスケジュールを組みました。ところが、グループのスケジュールだけでは全体として動かないんじゃないかという意見が受講生からでました。そこで、全体として決めること、グループとして動くことは何かについて全体で話し合いました。引き続き、小野田くんがファシリテータになってみんなの意見をとりまとめてくれました。結果として、下記のように進めていくことで合意しました。
授業全体の様子を見て、発言する人としない人がまだ分かれているのかな、という感じがします。この授業では「授業という制約」を再構築して、新しい自分をパフォーマンスしてもらいたいと思っています。そういう意味で、「私は発言が苦手」という私を「発言をしようとする私」としてパフォーマンスしてみて、新しい自分を発見してもらいたいと思います。そういう気づきを持てる場面をどこかで入れたいなぁ、と思いつつ、しばらくは現状の様子をみつつ進めます。
<ボスのCMを見て気付いたカットの特徴>
分析したのは下記のCMです。
https://www.youtube.com/watch?v=R_PXcGIT9iE
★撮影について
・30秒間で15~20カットがある。流れをよくするためには、1カットの時間を長くとらずテンポよくするなど工夫が必要。細かいカット割り
・話している/聞いている人の顔が見えるように撮影する。向き合う二人が話しているシーンの場合、左側にいる人は画面の左側において右をみるように、右にいる人は画面の右側において左側を見るように、角度や画面の位置を考えてズームする。
・ひきとズームをうまく組み合わせる。ひきの映像がずっと続いたり、アップの映像がずっと続いたりしないように、ひきのショット、ミドルショット、バストショットなどをうまく組み合わせる。
・動きはシンプルにする(カメラを動かしすぎないように注意する。カメラはほとんど固定してもよい)
・見る人の視点を意識する。たとえば、家族の目線から全体を捉える場合は、たとえば、Pepperを後ろから映すなど工夫が必要。視点/カメラで撮る位置の工夫する。
・場所や時間が分かるような映像をいれる。たとえば、最初には、引きの背景のシーンをいれて場所がどこかが俯瞰できるようにする。
・会話は1人ずつにする。音がかぶらないようにしたり音の収録に気をつける。
・場所/シーンが変わる際には、捨てカットでつなぐ。そのため、撮影時には、捨てカットをなるべくたくさん準備しておく(手元、花、空、道路、など)
★プログラミングについて
・同じプログラミングを使っている場面があるので、そういうプログラミングはみんなでシェアしたほうがいい。
★ストーリの作り方について
・Pepperが主役ではなく、ストーリーのなかにPepperを入れる
・1つ1つ重要
・周りの人の表情や動きでPepperを生き生きと映す
・話す速さは色々
・音とシーンのつなげ方の工夫をするとよい。編集の際には、プツプツカットするだけではなく、音でつなぐが、映像だけ変わるなど。音と映像を切り離して編集。
・Pepper が同じ動きをしないように配慮する。
・心の距離をPepper とおじさんの距離によって表現するなど、「伝える」だけではなく「感じる」「解釈できる」ようなストーリーにする。
・マンガのような構成を意識して絵コンテをつくると良い。
<全体のスケジュール>
5/7 グループ単位での活動(絵コンテの確認とプログラミングについて)※宿題は、実際にプログラムを作ってみる。
5/14 ストーリー・絵コンテ完成、プログラム完成、撮影の基礎
5/21 グループ単位の活動
5/28 グループ単位の活動
6/4 全体での活動(中間発表)
6/11 グループ単位の活動
6/18 グループ単位の活動
6/25 グループ単位の活動
7/2 グループ単位の活動
7/9 グループ単位の活動
7/16 最終的なしめきり
7/23 リフレクション
<今後検討すること>
・撮影・編集技術ーみんなで学ぶ。講師として、渋谷さん、小野田さん、岩見君など
・Pepperの予約を毎週決める(火、水、木)
・中間発表ー伝えたいこと、見てほしいものを明確にする。進度はグループごと
・5/21,28,6/11,6/18 : 数人ずつでグループリフレクション
